お知らせ
2014/4/10 挿絵画家の名前他
1) このデータベースには「新青年」の「総目次」が入っていますが、挿絵画家の名前が入っていません。「新青年」に限らず、挿絵画家は重要な情報なので判明したものから追加していきます。まずは、「新青年」に竹中英太郎を補充中。
竹中英太郎はルポライター竹中労の父。
2) 「文芸春秋」の戦前期アップしました。戦後のNDLデータの空白期の補充はすでに完了していたので一応「文芸春秋」の創刊から直近までそろったことになります。
これで戦前からの総合雑誌は「中央公論」「改造」「文芸春秋」「日本及日本人」はそろいました。あと、講談社の「現代」などいくつも残っています。道は遠い。
でも、これで1360万件を突破しました。
3) 今年度からNDLデータの実装を中止します。
NDLデータ<CiNii Articles<NDLサーチ
という構造で、当データベースはCiNii Articlesと連携検索をしているし、実装はあまり意味がないと判断しました。
その分、独自データの充実を目指します。
【余談】
実はよりデータ量の多いNDLサーチとの連携検索を試みたのですがAPIによる連携には時間がかかりすぎて(分単位)実用にならず、当面CiNii Articlesとの連携をお願いします( →NII様 )。
【訂正】
NDLデータ>CiNii Articles>NDLサーチ(誤)
NDLデータ<CiNii Articles<NDLサーチ(正)
1350万件、突破しました.
おそまきながらのご報告ですが……
2月に「日本及日本人」の暫定版をアップしたことにより
搭載データ数は13,575,681件となり、いよいよ1350万件を超えました!
2月までに搭載した雑誌のうち、主要なものを以下にあげます。
「コスモス」1号(1946年4月)~100号(1988年8月15日) 2273
「食の雑誌(食食食)」創刊号(昭和49年冬)~第45号(昭和60年冬) 1647
「三田評論」210(1915年1月) ~549(1943年11月(休刊) 復刊~1978年3月1日 13116
「文章世界」第1巻第1号(1906年3月15日)~第16巻第12号(大正10年12月1日) 10614
「流芳」第1年第1号(1925年3月1日)〜第19年第7号(1943年12月) 2394
「月刊日本及日本人」39(昭和3年1月)〜440(昭和20年2月) 16024
「文敎の朝鮮」第1號(大正14年9月)~第229號(昭和19年1月) 5097
「亞細亞」1(明治24年6月29日)~3-3(明治27年10月21日) 1513
「日本及日本人」450(明治40年1月1日)~830(大正11年3月1日) 17867
「早稲田文学(第一次)」第1期・第1号(明治24.10)~第3期第7年号外(明治31.10) 2098
などなど。
さらに、量として大きなものではありませんが、あの「血と薔薇」全四冊のデータも入りました。
そして2月あたまのサーバー移転にともなって、画面もマイナーチェンジしています。
皆様、もうお気づきのことと思いますが、グラフの表示範囲を変更できるようになりました。
また、グラフ下の「独自データ」「NDLデータ」マークをクリックすると
クリックしたデータのグラフを隠すことができます。
サーバー移転と、接続不良のご報告
昨日、3月16日(日)の午前中〜13時前後にかけて、ID/PW認証のご利用機関様で
アクセスができなくなるトラブルが発生しておりました。
問題はすでに解決済み、今は通常通りご利用いただけます。
ご迷惑をおかけいたしました。
また、2月上旬にサーバーの移転を行いました。
この移転にともない、いくつかのご採用機関様でアクセス不良が発生しました。
状況はいずれもすぐに改善しました。
ひと月がたち新しいサーバーも安定してきたので、ほぼ心配は無用かと思われますが
不具合や接続のトラブルが起こった場合は、ご連絡下さいますようお願いいたします。
2014/2/3「日本及日本人」
「日本及日本人」の入力を昨年中に完了しました。
原本が雑誌の目次ページを其のまま印刷したものなので彙報などの細目の読めないものが多く、原本に当たらないと判読できません。
しかし、その作業が終わるには結構かかりそうです。主要な記事は読めていますので「暫定版」としてアップすることにしました。
原本に当たったなどで判読できた方は修正にご協力ください。
12/18 ふたたびディスカバリサービスを考えた。
結論的に言うと、前回のアメリカの大学の司書の方のおっしゃる中で一番重要なのは、database producer であるわれわれにとって、
[引用]
書誌などの電子化がこの5年から長くて10年の間に進まなければ、日本資料は闇のかなたに埋もれてしまう危険性がある、と危機感を持っています。
[引用]
というところではないか。
システムへの参加はいつでも出来る。
われわれの今しなければならないのは、コンテンツの充実であって、過度に利便性を追及することではないのではないか。「日本の雑誌の記事」から何かを探すという明確な目的意識を持った人に最善の検索結果を提供することに努めよう。書誌データベースは、あくまで研究の補助であって、研究のスタイルや内容に変化をもたらすようなことに立ち入るべきではない。
当面「日本資料が闇にかなたに埋もれてしまわないように」われわれの出来る力を注力していくことにしよう。
ということで、ディスカバリーサービスについては態度保留。利用者(図書館)側から参加を求められたときに態度を決めよう。
われわれの側から浮き足立つ必要はない。