お知らせ
10/23 アンケートについて
CiNiiでアンケートを実施しています。
このデータベースについては、できるだけ情報公開して透明にしていきたいと思っています。
NEWSでも、試行錯誤や弱点も含めて公開してきました。
また、それに対する利用者の皆様の声も聞きたいと、
メールフォームも設定してありますが、なかなか、声は聞こえてきません。
そこで、CiNiiにならって、アンケートを実施することにいたしました。
データベースの改善や方向性について参考にさせて頂きたいと思いますので、ぜひご協力をお願いします。
アンケートは後ほど集計して公表する予定です。
(質問項目などCiNiiのアンケートを参考にさせていただきました。)
「雑誌記事索引集成データベース」のサービスに関するアンケートはこちらから!
10/7 NIIの連想検索
以前から、検索した「論題」を、WebcatPlusの「連想検索」に投げて試してみていたのですが、論題の長さによっては情報が少ないためか、見当違いのものが出ることもありますが、結構、面白い結果が出ました。
細かい情報(雑誌論題)から、大きな情報(書籍タイトル)に行くので少し大雑把の感は否めませんが、基本的な書籍が案内されるので、利用者によっては大いに役に立つと思います。
そこで、NIIにお願いして、「論題」から「連想検索」出来るようにしました。「詳細画面」の論題についているバナーをクリックすると、WebcatPlusの「連想検索」の検索結果が表示されます。
9/29 戦後のデータは辞書は要らない。
簡易・詳細検索共にCiNii連携データは辞書オフにしました。
当データベースに搭載データの検索は簡易検索時は必ずオン、詳細検索は任意で選択します。
したがって、詳細検索で辞書オンにしても、辞書は当DBのデータのみに展開され、CiNii側には辞書オフのデータで連携しています。
【簡易検索】
戦前・地方などの本DB独自データ(辞書ON)+ CiNii(辞書OFF)
【詳細検索】
戦前・地方などの本DB独自データ(辞書ON,OFF選択)+ CiNii(辞書OFF)
9/29 辞書の問題。
「中国東北」など、検索した場合、極端に検索結果が多いケースがあります。
当DBでは、「中国=支那」という辞書を作っています。したがって、「中国東北」では、まず辞書展開され「(中国 OR 支那) 東北」となります。
当DB側では、これは「中国東北 OR 支那東北」と解釈されますが、CiNii側では「中国 OR 支那 OR 東北」と解釈されてしまうようです。つまり、「中国」一般、「支那」一般、「(日本の)東北」も含めてヒットしてしまいます。
その為、「中国東北」で検索すると、極端に件数が増えてしまっています。
これを修正するには、CiNii連携&辞書利用時に「(中国 OR 支那) 東北」と展開せずに、「中国東北 OR 支那東北」として展開すればいいのですが、辞書が再起構造(入れ子)になっているケースが多く、すぐに対応が困難です。
今後の対応としては、辞書の入れ子を見直すか、CiNii連携時は辞書を利用しないか、のどちらかになると思います。
とりあえず、CiNii連携時は辞書を「OFF」にして検索してください。
【追伸】CiNiiには、「辞書」を使わないことで「解決」です。
戦後のデータは、表記のぶれも少なく戦前期ほど重要ではないということで。(NDL「雑索」もCiNiiも実装していません)
したがって、「辞書」については従来どおりの使い方をしてください。
9/25 NDLデータの重複
お詫びと言い訳です。
本DBは、戦後期に関してはNDLデータのご提供を受けて、そのまま搭載していました。データに重複があることは承知していましたが、ある時期(1950~60年代?)においては相当な量になることが、CiNiiとの連携検索をした結果判明しました。
連携検索では当DBのNDLデータをはずし、CiNiiのNDLデータを使います。
雑誌記事索引集成DB独自データ + NDLデータ(NIIにおいて重複を処理) + CiNii独自データ
したがって、検索結果は〔 当DB単独≦連携検索 〕となるはずですが、〔 当DB単独>連携検索 〕というケースが少なからずあり、しかも相当大きい場合があることがわかりました。
これについて、精査の結果、開きの多少にかかわらず、原因は、当DBのNDLデータの重複とわかりました。
極端な例では、火野葦平の「三味線横丁」という作品はCiNii連携を「利用する」で検索すると1件検索されますが、「利用しない」で検索すると同じものが6件ヒットしてしまいます。
したがって、当DBのデータは、少なからず水増しがあったことになります。「言い訳」としては、NDLからご提供を受けていたものをそのまま搭載したわけですが、お詫びいたします。
またその意味でも、当DB単独の検索より、CiNiiとの連携検索のほうが有効ということになります。