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お知らせ

12/18 ふたたびディスカバリサービスを考えた。

結論的に言うと、前回のアメリカの大学の司書の方のおっしゃる中で一番重要なのは、database producer であるわれわれにとって、

[引用]
書誌などの電子化がこの5年から長くて10年の間に進まなければ、日本資料は闇のかなたに埋もれてしまう危険性がある、と危機感を持っています。
[引用]

というところではないか。
システムへの参加はいつでも出来る。

われわれの今しなければならないのは、コンテンツの充実であって、過度に利便性を追及することではないのではないか。「日本の雑誌の記事」から何かを探すという明確な目的意識を持った人に最善の検索結果を提供することに努めよう。書誌データベースは、あくまで研究の補助であって、研究のスタイルや内容に変化をもたらすようなことに立ち入るべきではない。

当面「日本資料が闇にかなたに埋もれてしまわないように」われわれの出来る力を注力していくことにしよう。
ということで、ディスカバリーサービスについては態度保留。利用者(図書館)側から参加を求められたときに態度を決めよう。
われわれの側から浮き足立つ必要はない。





2013/12/11 ディスカバリサービス

ディスカバリサービスというものに懐疑的だった。

データベース(それ以前の冊子態の『雑誌記事索引集成』もそうだったが)をつくろうと思い立ったのは、研究者が先行研究のチェックや研究対象の著作目録などの重要ではあるがあまりクリエイティブとはいえない作業に多くの時間をとられるのを改善し、資料を読んで分析するなどの本来の作業に時間を使っていただきたいという思いがあった。(これは編集者としての自分の体験もある)

しかし、一方、あまりそうした面の進歩は、DBへの過度の依存をもたらし独立し自立した研究者のあり方としてどうかという思いも無くはなかった。

そこにディスカバリサービスである。飛躍的な利便性をもたらすとうたわれている。しかし、簡単な話し、書籍と雑誌記事を横断検索(ディスカバリサービスはさらにその先を行くという)してどういう意味があるのかというのが率直なところであった。明確な目的意識があれば、そのような検索はしない。

しかし、アメリカの某大学の司書のかたの、

[引用]
すでに利用者が、紙の目録を調べるという行動をしないようになっているため、こういった紙の目録は、最後の最後、司書に尋ねに来て、その司書が訓練を受けた司書であればこの紙の資料を利用者に教えることができる。という状態になっています。

しかも、こういった「司書」は日本研究司書だけでなく、司書という仕事がこの十年のうちにかなり削減されていくと思います。こういった意味で、わたしは日本資料の、書誌などの電子化がこの5年から長くて10年の間に進まなければ、日本資料は闇のかなたに埋もれてしまう危険性がある、と危機感を持っています。

「学問の王道」としては調査研究ができるのが研究者、というのは正論ですが、すでに生まれたときからインターネットを使って生きている若者たちに正論を説くほうが、「図書館は何をしているんだ」「いったい日本の出版社はどうなってるんだ」ということになり、かえってわたしたちが恥をかく時代になってきました。
[引用終わり]

という見解は衝撃であった。

アメリカの状況は何年か遅れで日本もそうなることは、1969年ジョン・ヴォイト主演の「真夜中のカーボーイ」で実感済である*。

で、遅まきながらディスカバリサービスについて勉強しようというのだが、それらについては、改めて書きます。

(* 当時、田舎出のジョン・ヴォイトがニューヨークで道に寝そべるホームレスをまたいで歩くシーンに衝撃を受けたが、今それは日本の日常である)

映画雑誌の搭載準備中です(日本経済新聞)

今日の日本経済新聞、文化欄に、皓星社の関連記事が掲載されました。
明治以降の映画書籍・雑誌を半世紀以上にわたって収集した、竹内重弘氏の仕事が紹介されています。
皓星社では、氏の収集した明治期からの映画雑誌の目録を作成すると同時に、ざっさくプラスに搭載する準備をすすめています。
まだ搭載の準備段階で、ご利用いただける具体的な時期は確定しておりませんが、すべてを搭載できれば、より幅い結果を得られるようになるはずです。
日経新聞をご購読の方はぜひご一読いただければ幸いです。

CiNii連携一時停止のおしらせ(11/22〜11/25)

2013年11月22日(金曜日)17時から25日(月曜日)9時までの間、電気設備の法定点検による停電に伴い、CiNiiのサービスが一部停止します。
その期間中、APIを使った連携検索の機能を停止します。
ご理解のほど、どうぞよろしくお願いいたします。

2013/10/30 【ご採用機関一覧】

【ご採用機関一覧】

《大学・研究機関》
〔北海道・東北〕
北海道大学、東北大学、宮城学院女子大学
〔関東〕
東京大学、筑波大学、慶応義塾大学、早稲田大学、東京藝術大学、國學院大学、成城大学、中央大学、創価大学、上智大学、恵泉女学園大学、明治学院大学、日本大学、日本女子大学、東京学芸大学、法政大学、東京経済大学、白鴎大学、学習院大学、学習院女子大学、立教大学、成蹊学園、清泉女子大学、相模女子大学、独協大学、明治大学、武蔵野大学、東海大学、帝京大学、ヤマザキ学園大学、大妻女子大学、駿河台大学、白梅学園大学、和光大学、武蔵大学、高崎健康福祉大学、青山学院大学、亜細亜大学(2014年より)
〔中部・北陸〕
名古屋大学、愛知教育大学、富山大学、中京大学、愛知大学、金城学院大学、新潟国際情報大学、新潟青陵大学、中部大学、名古屋経済大学、東海学園大学、名城大学、岐阜聖徳学園大学、静岡文化芸術大学、愛知淑徳大学、新潟経営大学、
〔近畿〕
京都大学、大阪大学、国際日本文化研究センター、京都女子大学、神戸松蔭女子学院大学、仏教大学、龍谷大学、神戸学院大学、京都文教大学、京都産業大学、花園大学、京都光華女子大学、京都ノートルダム女子大学、近畿大学、同志社大学、立命館大学、帝塚山大学、神戸女学院大学、京都女子大学、神戸女子大学
〔中国・四国〕
広島大学、松山大学、ノートルダム清心女子大学、聖カタリナ大学、四国大学附属図書館、広島修道大学、高知大学、鳴門教育大学
〔九州〕
九州大学、西南学院大学、久留米大学、長崎純心大学、福岡女学院大学、立命館アジア太平洋大学、
〔公共図書館等〕
国立国会図書館、東京都立中央図書館、旭川市中央図書館、高崎市立中央図書館、財団法人渋沢栄一記念財団、国立ハンセン病資料館、凸版印刷印刷博物館、国立新美術館、さいたま市立中央図書館


《海外》
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