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お知らせ

3/16 曹洞宗の雑誌

曹洞宗の総本山、永平寺の雑誌「傘松」と総持寺の「跳龍」の戦前期のデータを、U寺のご住職さんからご提供を受けることになりました。彙報の抄録まで入った丁寧なデータです。
データベース用にはは、若干加工が必要なので搭載は少し後になりますが、ご活用ください。

2/13 グラフの色。

棒グラフの色を変えてみました。
青色は、NDLの雑誌記事索引。緑は、当データベースの独自データです。ちなみに雑誌名「中央公論」で検索すると、緑と青色がきれいに連続します。戦前期のほうが記事の数が多いのは、NDLの採録基準が3p以下は採録しないため少なくなっているのだと推察されます。

独自データの比率やNDLデータの補完の状況を視覚化して、当データベースの有効性を証明しようとしたのですが、見ようによっては逆効果になるかもしれません。

ま、それも仕様がありません。事実は事実です。こんご一層、データの充実に努めます。


2/8 日本における朝鮮語雑誌

さて、えらいことを考えてしまった。
第一、戦前期における朝鮮での雑誌の出版状況はおろか、日本「内地」における出版状況も何も知らない。

教えられて、『在日朝鮮人史研究』に掲載された、小野容照さん(京大・院)の二つの論文を読んだ。
1)福音印刷合資会社と在日朝鮮人留学生の出版史 [39](2009.10)
2) 金若水の渡日と『大衆時報』創刊 [38](2008.10)

また、少し古いが『朝鮮文学ー紹介と批評』に関連記事。
1) 朝鮮近代文学資料案内(1)
『創造』について 梶井陟 [5](1971.12)
2) 朝鮮近代文学資料案内(2)
『白潮』とその同人たち 大村益夫 [6](1972.3)
(掲載誌は、NDLの採録対象誌ではない)

ほかに資料をご存知の方、ご教示ください。
小野さんにもご相談してみよう。

1/22 大学OPACとの連携。

所蔵情報に関して、本DBはNDLの所蔵、WEB CATの検索結果を表示してきました。
ISSNを持たない古い雑誌の所蔵を確認するには、上記二つを充実させるのが最適という判断です。欠号のあることの多い雑誌は、単館のOPACより、参加機関の所蔵情報が一覧できるWEB CATのほうが利便性は高いはずです。また、本DBの検索結果からNDLの所蔵が確認できれば、遠隔地複写の申し込みが可能になります(戦前期の雑誌記事の複写依頼は、直接NDL OPACからは不可能で、本DB経由でのみ可能です)。
しかし、大学OPACに連携できないのはなぜかという声も多く、上記の説明をそのつどするのも大変なので、来年度から大学OPACに対応することにいたしました。(ISSNを持たない雑誌は表示されません)

したがって、今後、所蔵情報に関しては、WEB CAT、NDLおよびそれぞれの大学のOPACの三種が表示されることになります。

1/20 グラフの衝撃

現在、「文藝春秋」の創刊号からの総目次を作成しています。

詳細検索の「雑誌名」に「文藝春秋」と入れて検索してみます。結構、衝撃の事実が現れてきます。
1948年、NDLは「文藝春秋」を雑誌記事索引採録対象にしますが、1958年に対象からはずし、1967年から再度採録を開始します。
1948年以前は、各種目録に採録された重要記事です。
ポッカリと、58年から67年までの10年間のブランクが一目瞭然です。
これは、このデータベースだけでなく、NDLの雑誌記事索引を取り込んでいるCiNiiもMAGAZINEPLUSも同様なはずです。
この問題は、近く「文藝春秋」総目次を搭載することで解決します。

便利な機能をつけると、問題点もすぐにわかってしまう。